迷路

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固い地面   鉛色の街並み   転んでも頬に伝わるのは   冷たさだけ   パズルのなかの   音も色も無い   ただ時間が規則通りに巡る   街を見下ろす   岡の上から   差し込む太陽の光も   ビルと欲望で遮られ   空も狭い           駆け引きで疲れた   ただの迷い込むためにある   ゲームのような街並み   ガラスに写る   寂しさが余計に   僕を狂わせる
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