神様―。それは無いっすよ!

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「今隠したの見せなさい」 「嫌でしゅ」 天使は神様に抵抗している。 「いいから見せなさい」 「見ても怒んないでしゅか?」 「怒んないよ」 天使は書類を神様に手渡した。神様が見ると段々引きつった顔になってきて同時にハゲた頭から血管が浮き出ている。 「てへっ!」 天使が可愛く舌を出した。 プチッ 何かが切れた音がした。 「ばか者!何がてへっだ!何故判子をいじった!天使学校で学ばなかったのか?」 神様は激怒した。
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