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「あ―。気を付けるよ」
喉が渇いてたのか水を一気に飲み干した。
「矢田部先輩。風が吹いて無いのにボールが転がってます」
後輩が言ったのでグラウンドを見てみるとそこには……。
死神がボールを蹴っていた。
俺は死神に近付いて行った。
「死神。何してるんだ?」
「サッカーってどうゆう物かと……」
「だから!余計な真似はしなくて良いって今朝言ったじゃん!」
「だって……。みんな楽しくやってるから」
「だってじゃない!」
「休憩終り!グラウンドに集合!」
監督の集合が、かかった。
「良いか?おとなしくしてろよ?」
「はい……」
死神はションボリしてしまった。
俺は気にせず集合した。
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