バイバイ……。誠君

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けど俺は負けない。 俺も中条の事好きになったんだ。 宣誓布告したなら受けてたとうじゃないか。 短い命だが俺は今を大切に生きることに決めた。 「誕生日プレゼント、何が良いかな?」 ふと見てみると中条の鞄は左に持っていた。 俺は右に鞄を持ち替えた。 俺は勇気を出して中条の右手をにぎった。 手が小さくて温くて、俺の手にすっぽり中条の手が納まった。 「えっ?」
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