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「一度やりたかったんでしゅよ」
天使が半ベソかきながらいった。
「言い訳など聞きたくない!お前には失望した。また最初からやり直してもらう」
神様が天使の頭に手をかざした。神様の手からは無数の光が注ぎ込んだ。
一瞬の出来事だった。今までいた天使が居なくなっていた。
神様は頭を抱えながらイスに座って書類を見た。
「矢田部誠十七歳……。まだ将来性があるのに申し訳ない事をしてしまった」
判子の審判は絶対だった。矢田部誠の書類には……。
《死》
と押されていた……。
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