神様―。それは無いっすよ!

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ピ―。 ホイッスルが鳴った。 「よ―し!今日の練習はここまで!クールダウンしろ」 監督がサッカー部員に声を張りながら言った。 「ナイスシュート!誠!まっ俺のパスが上手かったからだけど」 川島愁一は俺に近付き肩を叩いた。 川島愁ーは、サッカー部キャプテン。MFをしている。川島とは、腐れ縁で小学校からの付き合いだ。一番の親友でもある。 「何を言うか!」 俺は川島の髪の毛をクシャクシャにした。 「はいはい。ふざけるのは止めてクールダウンしなさい」
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