Ⅱ.必然的な出会い

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司会の話が終わるとカイトやシャルの手にはプリントがすでに握られていた。 「魔法か……あんまり驚かなくなってきたな。へぇ~クラスは1-Aか、シャルは何組だ?」 「僕も1-Aだ。同じクラスだね」 「まぁ一緒に頑張ろーぜ。ところでシャルの属性って何?」 「僕の属性は風、カイトの属性は?」 「俺は炎」 「炎か…カイトにぴったりだな。それじゃあそろそろ寮に行こうか」 シャルはそう言うと寮の方向へ歩いて行った。 「ぴったりってどういう意味だよ?」 カイトもその後を追って行った。
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