Ⅱ.必然的な出会い

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「俺はカイト=ロンドだ。あんたは?」 「私はレン=アイシス今日新入生挨拶で壇上で挨拶したんだが……」 レンは自分を覚えてもらっていなかった事に少しショックを受けてるようだ。 「入学式の時は友達と話してたから見てないんだよ」 「まぁいいさ、それより君はどうしてこんな時間にあんな影から私を見ていた?理由によっては殺すよ」 怖い。この女なんだツンデレか?初対面の人に殺すはないだろ。 「外見てたら誰かいるのが見えたから近づいてみただけだ。それよりなんで魔法が使えるんだ?」 レンは少し言いづらそうに口を開いた。 「私の勘違いか。まぁ皆が皆法律を守る訳じゃないってことだ」
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