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「……そうだね。いこっか。」
「えっ?」
私は何を言われたのかと思った。
「えっいいんですか!?」
「僕でいいのなら。それに代表戦ちょっと見てみたいなって思ってたし。」
「はっはい!!……」
私はもうどうしようもない気持ちになって床に座ってしまった。
「大丈夫!?」
「あっ…緊張して……あはは…腰ぬけちゃいました…。」
私は笑っていった。
本当にまさか一緒にいってもらえるなんて思わなかったんだ。こんなこといって気まずくなっちゃうかなとか。当然ダメだったときのことを考えていたのだから。もうどうしていいかわからない喜びだった。
「あっじゃあ連絡先聞いてもいいですか?」
あたしは床に座りながらいった。
「あっそうだったね。赤外線ついてる?」
「あっはいっ」
彼は携帯をとりだした。なんか見覚えのある携帯だと思ったら秋葉の携帯の色違いだと思った。いろいろ似てて私は少しおかしくなる。
「じゃっ俺から送るね。」
「はいっ」
私はもうアドレス交換してることに感動や驚き。いろんな感情でいっぱいになった。
「はい。届きましたっ。」
私はそういってすぐとてつもなく驚いてしまった。
「白樺…珞葉……!?」
私は名前を見て固まってしまう。
「え?あ、うん。そういえば名前いってなかったね。風更はなんて読むのかな?」
「あ…かざらです…」
「へぇ~変わった名前だね。」
にっこり笑っていう。いつもドキドキしてしまう笑顔も今ばかりはドキドキしない。こんなにそっくりで名前が白樺…。ありえない。
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