october fall-en leaves

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「珞葉さん…。お兄さんか弟とかいます…?」 「え……?」 「秋葉さんって人…。」 「えっあ…それ双子の弟だよ」 「双子!?」 私はびっくりして倒れそうになる。 「あ…もっと話したいんだけど、仕事まだのこってるからまた後でね。メールするよ。」 「はいっ」 メール、電話。その言葉を聞いて困惑も消える。ドキドキする。 「じゃあね」 笑顔で珞葉さんが去っていく。 「アドレス交換しちゃったよ…」 勝手に顔が笑ってしまう。そのとき電話がかかってきた。 「はいもしもし。」 「あっもしもし?風更?」 声は愛しの珞葉さん。だけどこの口調は…… 「秋葉!?」 「風更今からでてこいよ。」 「はっ!?」 相変わらずの俺様口調。こいつと珞葉さんが双子なんて…。 「いいから。暇なんだよ。」 「……っどこにいんのよ!?」 「ん~どっかのファミレス。」 「…いかない。」 「わかったって。じゃあお前の学校。学校の前にいるからっ来いよな!」 と、いうと電話は切れた。 「も~勝手なんだからぁぁ!」 私は腹をたてながらも学校まで足が動いてしまう。秋葉はにくめないやつだ。
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