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ジリリリリリッ
私の朝の目覚ましが鳴る。
「はぁ~………」
天気は快晴!朝の陽射しが眩しい。気持ちのいい朝だけれど、今日は日曜日。宅配はお休みだ。だから今日は珞葉さんに会えないから淋しい。そんなときこんな朝早くから私の携帯がなった。
「もしも~し?」
「あっ風更?」
「…………。」
ブチッ
こんな朝早くに電話をしてくる非常識のやつはほっとこうと電話をきった。するとまた携帯がなる。
「風更!?なんで切るんだよ!」
「朝から何よ!?私の気持ちのいい朝を邪魔すんなっあ~珞葉さんだったら最高なのに。」
「何だよそれ。じゃあ珞葉みたいな口調でいえばいいわけ?」
「……やめて本気でドキドキするから。」
「チッ。」
秋葉が舌打ちする。
「それで何!?」
「お~今日買い物つきあえよ。」
「なんで私が!? 」
「少しは俺と付き合えよ。」
「私、あんたにけっこうつきあってあげてると思うんだけど。」
「へ~そんなこといっていいんだ。珞葉の好きなものとか教えてやろうと思ったのに。」
「え?」
「もうすぐ誕生日だからな。珞葉に何あげようか迷ってんじゃないかと思ってな。」
「誕生日!?いつ!?」
「何おまえ知らなかったわけ?ちなみに俺様もたんじょ…」
「で!!いつよ!?」
「ほんとひどいやつだな!お前は!10月31日だよ!」
「え……えっ!?あと5日しかないじゃん!」
「だ~か~らっ買い物付き合えよ!」
「………。」
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