october fall-en leaves

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「やっと決まった~。」 私は珞葉さんに上げるプレゼントが決まりるんるんだった。秋葉も呆れながらも2人で騒ぎながら楽しく歩いていた。その時だった。 ドンッ 誰かとぶつかってしまった。 「うわっすみませんっ」 私は急いで振り返る。 「あっ大丈夫です…。こっちこそすみません。」 かわいい女の子が笑った。そのとき秋葉がいった。 「南来?」 「え?………秋葉?なんで…」 「おまえこそ。」 そのときだった。 「南来?なんかあった?」 遠くから秋葉と同じ声が聞こえる。 「………珞葉さん…」 私は珞葉さんがいるのをみてどうしようもない気持ちになる。 「なんだよ。珞葉もいたのかよ。」 秋葉がおもしろくなさそうにいう。 「てか2人とも…どうしたの?」 珞葉さんが聞く。でも私は声がでなかった。 「おまえら何?買い物?」 「何って……」 「デート!!みればわかるでしょ?」 南来と呼ばれた女の子が珞葉さんの腕にだきついて答える。 「あ……そう…」 秋葉が呆れ気味にいう。 「そちらは?」 南来さんが聞く。 「あっ?俺達もデート。いいだろ~なっ風更!風更?……風更!」 「あっえっ?あぁ…うん。」 私はとりあえずあいづちをうった。 私は動揺してた。珞葉さんがデート……。秋葉の言葉が思い出される。 「珞葉はずっと好きなやついるぜ?てかつきあってる…」 やっぱりうそじゃなかったんだ。珞葉さんつきあってる人……いたんだ。 「秋葉。この子誰なの?」 南来さんが私を睨みながら聞く。かわいい子が睨むと余計怖い。きっと珞葉さんとのデート邪魔しないでとか思ってるんだ。 「あっあぁ…えっとこいつは神無月…」 「ごめん!!」 秋葉の声をさえぎって私は叫ぶ。 「風更?」 「わっ私…そういえば用事あったの忘れてた。ごめんね。帰る!」 私はみんなに背をむけて走りだした。 「風更!?」
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