october fall-en leaves

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「風更!あんたはただの人数あわせなんだから邪魔しないでね!!」 友達の切羽詰まった様子にため息をつきながら私は会場のドアをあけた。 「こんにち…」 「こんにちは~!!」 私があいさつしようとしたらそんな声も遮って後ろから友達のバカでかい声が聞こえてぎょっとする。 「こんにちは~」 合コン相手のT大学のみなさんが気品ありつつ微笑む。やっぱ彼氏は年上じゃなきゃという思いのもとこの合コンは企画されたらしい。そんなことより他の友達の獲物を狙うかのような目がこわい。みんなが急いでターゲットの椅子のところに座ろうとしているのにア然としながら私はのこりの席に座った。 「よろしくお願いします~」 私はいった。 「…………。」 返事がこないので隣の人をみてみると、私は衝撃をうけた。
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