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沖田 総司‥‥‥
確か‥‥一番隊、組頭で新撰組1、2の刀の使い手。
こんな綺麗な人が‥‥!?
男達は、名前を聞いて驚く。
「とりあえず、土方さんか近藤さんに会わなきゃ‥‥今なら、道場にいるかな‥‥‥」
沖田は、入隊希望の男達と共に道場に向かった。
スパンッ
スパンッ
ダンッ
道場内では、新撰組の隊士達が稽古をしていた。
「あれ?いないですね?」
「何してんだ?総司?」
稽古を教えている師範らしき人が、沖田に話しかけてきた。
「永倉さん!!土方さんと近藤さんが何処にいるか分かります?」
永倉 新八!?
って、二番隊、組頭!?
「それなら、さっき日向を‥‥‥」
―――――ガラッ
急に、道場の戸が勢いよく開いた。
道場にいた全員がそちらを見る。
「総司さん!!助けて!!土方さんが!!」
戸を勢いよく開けて入ってきたのは、さっき庭にいた女だった。
「どうしたんですか?」
「黙って私を匿って!!」
彼女は、そう言うと沖田の後ろに隠れた。
「日向――――――!!」
「ぎゃ――!!きた――!!」
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