第一章:アイツは一体!?新撰組に女!?

3/7
前へ
/297ページ
次へ
沖田 総司‥‥‥ 確か‥‥一番隊、組頭で新撰組1、2の刀の使い手。 こんな綺麗な人が‥‥!? 男達は、名前を聞いて驚く。 「とりあえず、土方さんか近藤さんに会わなきゃ‥‥今なら、道場にいるかな‥‥‥」 沖田は、入隊希望の男達と共に道場に向かった。 スパンッ スパンッ ダンッ 道場内では、新撰組の隊士達が稽古をしていた。 「あれ?いないですね?」 「何してんだ?総司?」 稽古を教えている師範らしき人が、沖田に話しかけてきた。 「永倉さん!!土方さんと近藤さんが何処にいるか分かります?」 永倉 新八!? って、二番隊、組頭!? 「それなら、さっき日向を‥‥‥」 ―――――ガラッ 急に、道場の戸が勢いよく開いた。 道場にいた全員がそちらを見る。 「総司さん!!助けて!!土方さんが!!」 戸を勢いよく開けて入ってきたのは、さっき庭にいた女だった。 「どうしたんですか?」 「黙って私を匿って!!」 彼女は、そう言うと沖田の後ろに隠れた。 「日向――――――!!」 「ぎゃ――!!きた――!!」
/297ページ

最初のコメントを投稿しよう!

3742人が本棚に入れています
本棚に追加