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俺は国会議事堂の残骸の前に来た。
「日本も、もう終わりだな。」
と、独り言を言うと…目の前には数人の政治家どもがいたので、そっと盗み聞きをした。
「おい、チミン計画は大丈夫か?ちゃんと、チミン村の住人を調べたんだな?」
「はい、純血のものは、その血を少しでも、普通の人間に注射しただけでもチミン化してしまいます。」
「そうか。すごいな。」
「注射してみます?」
「ワシはいらんよ。」
「冗談ですよ。」
「ところで、副作用とか、異常反応はないのか?」
「はい、少しの血なので、あえて言うならチミン化が異常反応かと…。」
「…そうだな。」
俺は意味不明だった。聞いたこともない言葉…チミン化?チミン村?チミンって一体なんなんだ。俺はチミン村について調べることにした。
第3章に続く…
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