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ぼくのばあちゃん
散歩がだいすき
手をつないで
ふたり並んで
なんとなく歩く
ばあちゃんは物を拾う
今日は結構おおきい。
ぼくの三輪車、まだ壊れてる
じいちゃんは
ばあちゃんが拾ってきた三輪車を
一生懸命なおす
ふたり笑ってぼくにくれた
かっこいい三輪車。
ばあちゃんは物を拾う
家に持って帰る
じいちゃんが怒る
ばあちゃんは泣く
ぼくは猫がすきだから
じいちゃんにだめだよって言う
でもね、食べ物がないんだって
じいちゃんは小さい声でばあちゃんに
…ごめんねって
ぼく、子猫みたい
ありがとうね
じいちゃん、ばあちゃん。
安心して
僕の中でずっと生きているから。
最後はきっと一緒に笑って話そうね。
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