可憐

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カウンターでお酒を飲んでいた。 今日は店内が混んでいる 帰ろうか…騒々しい 悩んでいると 金髪のスレンダーな女性がひとり 隣に座った 黙々とブラックルシアンを口に含む彼女 …そんな飲み方してたら潰れるぞ。 グラスを空けバーテンに向かって 指を一本立てて2回ほど折ると 今度はウォッカがストレートでテーブルに すぐそれを空にするのを見る 開かなければ好いのに 僕は口を開いてしまった 「大丈夫ですか?」 「はい、だいじょぶっです」 男か。
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