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「全員、用意は出来たようだね。」
私の子供達を見回しエルザムが喋りかけて来た。
「いつでもいける。そちらはどうなんだ?」
「私の子供を抜いた全員、いつでもいけるさ。」
それを聞いて心に一種の安堵感が浮き出る。
しかし、それもすぐに消えた。
今から相手をするのは機動六課だからだ。
悪魔が居て
死神が居て
雷神が居て
朱鬼が居て
白狼が居て
剣神が居るからだ
そう、心に余裕なんて物は一片たりとてありはしない。
なぜなら、
歓喜
狂喜
戦喜
それらが心にいっぱいだからだ。
だから、
「楽しい楽しい戦争を始めよう。次の時代、次の世代へと続けて行く戦争を。」
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