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外ではクリフとヴォルケンリッター達が戦っているのだろう。
時折、職員の歓声が上がるのが聞こえる。
「俺も久しぶりに見たかったのに・・・。」
ぶつくさと文句を言いながら、六課の管理室に向かった。
扉を開けるとなのはとユーノが待っていた。
「なのはさん?」
「私もユーノ君に呼ばれたの。」
「そうなんすか。でっ、どういう用件何だ?ユーノ。」
「二人共、これを見て。」
ユーノは俺となのはの前に一枚の用紙を渡した。
「んっ?」
用紙には『管理局費用仕様書』と書かれていた。
「んで、この難しい書類は何なんだ?」
「これ!?本当?!」
いきなり、なのはが声を上げた。
「うん、本当の事だよ。」
ユーノが頷く。
「俺はわっかんねぇんだよ!ちょっと貸せ!」
なのはが持っている用紙を横から奪い、上から下まで見た。
すると、ある所で目が止まった。
『特種第三兵装費用』
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