プロローグ

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憂鬱だった………  昨日まで学生だった自分がいる。社会人になったからといって何かが変わるわけでもない。変わることは環境ぐらいである。 『はぁ~今日から仕事かぁ』ため息を漏らしながらも職場に初出勤する……。 僕の名前は、伊達智也。この春より病院で介護士として勤めることになった。どこにでもいる溢れた青年である。人と違うのは、人見知りが激し過ぎる事である。初対面の相手と話すと頭がパニックになり真っ白になってしまうので。職場の職員とうまく付き合えるか不安なまま時が過ぎていく。
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