第一章 『始まりの日』

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玄関を開けた誠は何か違和感を覚えた。 「なんか……変な感覚だな。」 と言うのも、散らばっていた靴達が綺麗に並んでいるのである。 「新手の泥棒か?」 まだ家に犯人が居るかも知れないと、警戒しながら家の中に入って行った。 やはり、家の至るところが綺麗になっている。 しかも、溜まりに溜まった洗濯物が綺麗に洗われ、綺麗に畳まれているのだ。
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