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淡い日差しが差し込む朝
そっと目を覚ます
一つの雫が頬を伝う
いつかの夢物語
逃れられない悲しみが僕を締めつける
愛さえ遠いこの場所で
一人生きていこう
そして僕は歩き続ける
無常な時計の針は
悲しみを数えるかの様に
一秒一秒,時を刻んでゆき
君のこと想うほど 遠い影 心の場所 湧き起こる悲しみ
未練なんかない そう思っていた
「本当は君と過ごしたい」
わかってるはずなのに出来なくて
いつも逃げてしまう
僕は弱くて何もできなくて
かき消すことの出来ない過ちを
君は悲しみ 薄れていく
その姿に僕は背を向けた
「いつか笑える時が来ればいいね」
その時まで眠ろう
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