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確 信
痛いほど冷たい星空の下
二人は小さな影を寄せて
そこには
宇宙の匂いが漂っていた
世界にある命は
二つだけに思えて
抱き寄せるあなたの腕が
少しだけ震えていた
互いの唇の熱が
ほんのり赤くて…
煩わしい日常は
あまりにも汚れていて
いろいろな事が
心を傷つけてゆく
いくら強くいようとしても
時には 何もかも
投げ出したくなる
辛い事 きつい事たちを
あの星空へ放り投げて
今は温もりだけを感じていて
きっと
また 明日は来るから
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