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「あいつらもチームの一員なのかよ!いやな奴等だぜ全く…。」
マイクは先程の怒りも二人が去った事で収まったらしくそんな言葉を漏らした。
「まぁ、仲良くやるしかないだろ。しかし…あいつ等は誰なんだ…?アメリカ人ではなかったようだが…」
「彼らはセルゲイ・コバルトヴィッチとアレクセイ・コバルトヴィッチ二人は兄弟で、二人ともロシアKGBの隊員よ。」
茶髪のブロンドヘアーの女性が横から口を挟んできた。
「ロシアKGBか…、って誰だあんたは?」
マイクが日本でいうノリツッコミをして女に尋ねる。
「私はレイチェル・ターナー。医者よ。一応、私もチームの一員なんでよろしくね。」
見た所20代後半だろか。すらりとしたスタイルで絵画にでも描かれていそうな容姿をしている。
ピーター、マイク、レイチェルはすっかり打ち解け合い、そのままマイク行き付けのバーに向かった。
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