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プルルル…プルル…
『…はい?』
受話器ごしに、
しっかりした口調で、
あきらか年上そうな女の
知らない番号からの着信への不信そうな声が聞こえた。
私『朝からすいません。
聞きたいんですが
あなた
コウ(彼氏の名前)とは
どういう関係でしょうか?』
私の問いに女は暫し黙秘
そして
女『…あの…
良く聞こえないんですけど…』
いやいやいやいや❗
聞こえるやろ❗
っていうか
聞こえてたから
一瞬黙秘したよねぇ?
ビックリして電話落とすわ❗
な~んて事を
抑えながらもう一度
私『だから、コウと、
どういう関係なんでしょう?』
女『…ごめんなさい…
よく…
聞こえないんですが…』
あかん…💢
ダル過ぎる…💢
両者『…………』
…もうえぇわ…
切ってしまえ❗
エイッ❗
ピッ
と、親指で通話終了ボタンを押し
携帯を放り投げた直後
そのままコウのいる
お風呂場へ直行❗
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