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金儲けのために、親の金使って
パチスロばっかしてる奴。
万引きした物を友達に売る奴。
女子を盗撮して喜んでる奴。
弱い人から金を奪う奴。
何人もの女を騙して、多額の物を貢がせてる奴。
気に入らない人をすぐ殴る奴。
噂を流して人を陥れる奴。
どいつもこいつもゴミだ。
浅い友達付き合いはしておく。
『あいつら』の対象が
俺にならないようにするため。
俺、吉原 慶太は普通の高校生。
今は高校2年になった。
浅い友達付き合いに疲れて、
ダチ売りに興味を持った訳だ。
「慶太、ダチ売りのサイトは?」
「見つからないよ。どこにも無い昨日は徹夜したのに。」
俺の唯一の信頼出来る友達、
福嶋 彰だ。こいつは俺の考えにいつも賛同してくれる。
「俺も慶太から言われたサイトのリンクは全部調べた。」
「結果は・・・?」
「面白いもの、見つけた。」
「本当か!?見せろよ!」
「まぁ焦るなよ。」
彰はそう言うと、ノートパソコンを
開いて、起動させた。
学校にまでパソコンを持って来てるのは、彰ぐらいだろう。
「これだ。」
「【ダチ売りを探す者へ】?」
「そうだ。これクリックすると・・・」
彰が開いたページには何かの文章が、箇条書きになっていた。
「彰、何だこれ?」
「本物のダチ売りサイトへと行く方法のヒントらしい。」
「・・・ヒント・・・?」
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