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あれから翔とは波長が合っていたのか、ちょくちょく遊ぶようになり…
「…ふん ン」
「はぁ… ぁあ…」
俺らは最後まではしなかったものの。
お互いを慰めあう仲にはなれていた。
「ふぅ~。すっきりぃ!」
翔は明るくて悩みなんかさそうな阿呆キャラだ。
「はぁ。夏休み近いな。翔。何処か行くか?」
「おっ!いいね♪海行きてーぇ。」
「ンじゃ決まりな。」
俺らは別に関係はあっても友達感覚に近かった。
別にそれが楽だったし、そういう相手っぽくもなかったからだと思う。
夏休みが入って何処かに一緒に行ってもそれは変わらなかった。
逆に旅先に行けば、お互いにその場で引っかけた相手とそれぞれ一夜を過ごしたりもした。
夏休みも終わり、冬休みに入る前に。
「俺、人間って信じられないから嫌いなんだよね。」
と、翔が言った。
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