始まりの花

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正午。 野原まであと少しという所まで来たが、上り坂を随分長い間進んできたから、脚も自転車を引く腕もくたくた。 「そろそろ休もうかな」 考えてる事が勝手に口に出た。 丁度道の脇に黄緑色で柔らかそうな芝生が生えているスペースがあった。 よし。 ここで暫しのティータイムとしよう。
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