映し出されたモノ

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考えてもすぐに答えはでないと思い、シャワーを止めて浴室から出た。 タオルで体を拭き、新しい服に着替えた。 「水…」 シャワーを使ったせいか喉が渇いてきた。翔は浴室を出るとそのまま台所へ向かった。 台所へ着くと冷蔵庫を開け中からペットボトルを取り出した。 さっきのはただの夢だとは思っていても、水道の水を飲む気にはなれなかったからだ。 ペットボトルの蓋を取るとそのまま一気に飲み干した。残りが少なかったため直ぐに空になり、そのままゴミ箱へ捨てた。 ふぅ…と一息つく。 突然眠気に襲われた。 「ん…ふわぁ…」 欠伸が出た。 翔はベットへとふらつく足取りで戻った。 「何でこんな眠ぃ」 ブツブツ言いながらベットまで来た。が、 「うぅ。ん?」 また、ベットに違和感があった。布団が下に何かあるかのように盛り上がっていた。 「っ!? じょ、冗談じゃねぇぞ!!」 翔は驚いて眠気が一気に覚めた。 さっきの夢と同じ展開だった。しかし、今回は体が云うことを利いている。
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