*一章* 裏社会

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『あぁ~。1回無断欠席しただけでクビってなんだよ』 俺は高校卒業してからずっとアルバイト。 元々何にも取り柄が無かったからしょうがないかとあきらめてた。 でも唯一やっていたバイトも自分のせいでクビ。 また1から就職活動を始めなくてはならない。 ……ガチャ。 ドサッ。 アパートへ帰り布団に横になった。 『就職活動かぁ………めんどくせぇな』 バイトをしなくては生活が出来ない。 そんなことは分かってる。 『どっかに楽して稼げる仕事ねぇかなぁ?』 俺は雑誌を手に取り、募集している所を探した。
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