『闇と炎』

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『闇と炎』

はぁ無理無理 もぅむりむり あぁムリムリ キツイんです ダメなんです シンドイです もぅー何で? 何?何なの? ねぇ何なん? これ以上何をしろと? 生かしとく理由は何? 何で俺を生かしとく? 俺なんか生かしたって 役に立たねーじゃん! 誰か喜ばせたわけでも 誰かを助けたわけでも なぁんもねーじゃん! むしろ逆だけじゃん! あんたマジで何なん? マジで何させたいん? 俺は必要なんですか? なら…力をください! 希望なんていらない! 言葉なんていらない! 人間の熱をください! 燃える熱をください! 心踊る熱をください! 出来ないなら連れて逝ってください…貴方の心臓の中で眠らせてください。 📖 連れて→つれて 逝って→いって ✏ 見ての通りよく見掛ける悩ましい詩です。自分の存在価値を見失った時、必要なのは希望などの光より熱だと思う、熱だけが確かなものに感じられる。最後の『貴方』は神かなんかです。
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