三上明彦 27歳

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「琴美?俺だけど‥」 「うん‥明彦‥」 かなり脈ありだ 無駄な言葉は余計だな 「琴美‥会いたい‥」 これで十分だろ? 嬉しいんだろ? 「うん‥私も会いたい‥」 ほらな バカな女だ 俺からの電話を ひたすら待ってたんだろ? また使ってやるよ 琴美はすぐに会いに来て とりあえず 会えなかった時間を 体で埋めてやる 事が済むと 琴美はシャワーを浴びた 今だ! 琴美の鞄から財布を抜く 中身を見ると 3万円が入っていた 3万円か‥ 2万円抜いたら さすがにバレるか? けど1万円じゃ 足りない‥ どうするか‥ むしろ財布ごと? いや、それは不味いな‥ 「明彦ー!バスタオル取ってー!」 ドキッ!! 上がるのが早いな 俺は慌てて2万円を 抜き取ってしまった 返す時間もないし バレるだろうけど 俺はポケットに2万円をしまった
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