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私はドアチェーンを外した
「清‥」
「琴美!大丈夫か!?何もされなかったか!?」
「うん、大丈夫‥てか、どうしてここに居るの?」
まだ仕事中のはずじゃ?
「さっき、どうしても琴美に会いたくなって、琴美の会社に行ったんだ」
「それで?」
「琴美が凄く恥ずかしい目に合ったって聞いて、それで心配になって!ほら、これ!」
そう言って
清が私に差し出したのは‥
げっ!!!
「下剤!?」
「あぁ便秘なんだろ?」
もしかして‥
「えっと‥それも聞いたの?」
「あぁ赤いパンツも臭い屁も全部聞いた!優しい職場の人達ばかりで、琴美は幸せだな!だから早く便秘を治そう!」
あー‥終わったぁー‥
「てか、嫌になったでしょ?」
「どうして!?」
「どうしてって‥」
「それくらいで嫌いになるわけがないだろ!未来の妻は琴美しか考えられない!」
「あ、あはは‥ありがとう」
熱いけど
ズレてるけど
清が凄くカッコ良く見えた
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