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_パシッ_
私は、千夏の頬に右手を振り下ろした。
千夏は赤くなった頬を押さえながら私を睨んだ。
千夏『私は先生の子供を…』
レナ『先生は、千夏が一年生の時に一度だけ抱いたから、子供は出来る訳がないって言ってたけど?』
千夏は黙り込んだ。
千夏『…お願い、私に准一を譲って…私、准一無しじゃ…』
レナ『それは先生が決める事でしょ?』
二人の間に沈黙が流れる。
カツンカツンカツンカツン…
『千夏…』
私と千夏は振り返った。
レナ『先生…』
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