第十六章

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レナ『先生…千夏が来たよ。』 先生は千夏が病院に運ばれたって私から聞いていたので、かなり驚いていた。 渡辺『千夏…お前…』 千夏が先生に抱き着いた。 千夏『准一の子供が欲しい…。お願い、私、准一なしではダメなの…』 抱き着く千夏に先生は抱き返そうとはしない。 渡辺『千夏…ごめんな。俺はレナがいないとダメなんだ。』 私はただ、二人の会話を聞いていた。
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