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「まぁ落ち着け。
おまえ達を甦らせたのは他でもない。
このわしと………その…
…友になって欲しいのだ。」
「「「「…はぁ~?」」」」
もじもじする奈落に
予想外の言葉…
闘いを覚悟していただけに
蛮骨達は拍子抜けしてしまう。
「わしはこんな性分だ。
友と呼べる者はいない。
しかし、それではあまりに淋しいので、な……」
照れながら言う奈落に
蛮骨はそれまでの印象が
崩れ去る音を聞いた気がした。
他も同様だ。
「どうだ。このわしと…」
「あほらし。」
先に口を割ったのは蛇骨だった。
「な…」
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