昨日の敵は今日の友?(七人隊+奈落ファミリー)

19/27
前へ
/31ページ
次へ
そこで我が目を疑うものを見た。 地獄の門の入り口には蓮華が佇んでいたのだ。 彼女なら天国に行くことも可能だが、 煉骨が死出の旅路に出るまで待ち、 煉骨が地獄に堕ちるのなら 自分もと自ら申し出た。 蓮華は煉骨の生業を全て見てきた。 それでも…彼女は煉骨といることを選んだ。 「私はあの方と一緒にいたいのです。」 凛としてそう応えた。 蓮華は生前と変わらぬ甘い笑顔で煉骨を迎え、 そして手を取り合い地獄の門を開いた。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー    
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

30人が本棚に入れています
本棚に追加