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「大兄貴。」
「ん?何だ煉骨」
「ずっと前に書物で読んだことがあるのです。
生きとし生ける者の魂は終わりがない、
ひとつの人生が終わってその肉体が滅んでも
魂は永遠で生まれ変わり続けると…。」
「へ~面白ぇじゃねぇか。」
「考えてみたら俺達3度目の人生なんですよ。
四魂の欠片の力を借りたとは言え、
凄いことだと思いませんか?」
蛮骨は一瞬目を丸くして、
フッと笑みを零した。
「そうだな…。
じゃあ今日は俺達が生まれた日でもあるんだな。」
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