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元々奈落は他の誰かを利用することはあっても
つるむことは蔑み
ひとりになることで自身を守っていた。
結果、自分の分身にすら
「奈落…ひきこもり……」
「たまには学習能力ってものを学んだらどうだい?」
「わしらばかりが犬夜叉と闘って…」
「…こんな親嫌だ。」
神無、神楽、白童子、そして要から
煙たがられる存在となった。
サミシイ…サミシイ…サミシイ…
仲間と呼べる者がいない奈落は
いつしか犬夜叉一行が羨ましく思った。
自分にはなくて
彼らには在るもの…。
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