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「くっ……。
で、では鋼牙は…!」
「鋼牙…奈落を追いかけてる…
仲間を殺された怨みで……
ずっと…走り続けるほど…
奈落を許せない………」
鏡に映し出された鋼牙を見て神無は呟く。
「……………」
なす術がない奈落は言葉を失ってしまった。
ーーー…いや!まだ策はある!ーーー
善(?)は急げ。
思うや否や奈落はすくっと立ち上がり、
幾つかの四魂の欠片を握り締めて出掛けた。
残った神楽達は懲りないねぇと呆れて溜め息をついた。
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