身体

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次の日 昨日は怖かったと思いながらもいつも通り登校した京は、まず同じクラスにいる詩織に話しかけた。 「おっはよーう!」 すると詩織は首を傾けたままこちらを見た。 「おはよう…京ちゃん…。」 詩織は首を元に戻そうとしない。不思議に思った京は質問をしてみた。 「なんで首曲げてんの?」 「…戻らないの。」 「…は?」 おかしい回答をされ、意味がわからない京は首を傾げる。 「朝起きてからなの!初めは寝違えたんじゃないかって思っていたんだけど… でもなんかおかしいの!痛いわけじゃないし…。」
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