身体

4/14
前へ
/91ページ
次へ
「詩織に…なんかよくわかんないのが乗ってたのです…。」 「よくわかんないの?」 詩織はその話を外で聞き、自分の頭の上を手で払った。 「黒いモヤモヤしたのが詩織の肩の上辺りにあって…それ見た瞬間押し潰されるような感じになって…。 詩織、そこにいるんでしょう?さっきはごめんです…。」 今度は自分の肩の上を手で払いながら詩織は答えた。 「大丈夫だよー。でも詩織その黒いモヤモヤが怖ーい。」 「確かにそうだよねー。」
/91ページ

最初のコメントを投稿しよう!

36人が本棚に入れています
本棚に追加