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「詩織に…なんかよくわかんないのが乗ってたのです…。」
「よくわかんないの?」
詩織はその話を外で聞き、自分の頭の上を手で払った。
「黒いモヤモヤしたのが詩織の肩の上辺りにあって…それ見た瞬間押し潰されるような感じになって…。
詩織、そこにいるんでしょう?さっきはごめんです…。」
今度は自分の肩の上を手で払いながら詩織は答えた。
「大丈夫だよー。でも詩織その黒いモヤモヤが怖ーい。」
「確かにそうだよねー。」
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