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京は詩織の所まで戻り、詩織の曲がった首を元に戻そうと試みたが
本当に何か乗っているんじゃないかと思うくらい首は重かった。
「…なんでなんだろ?」
「やだー。今日電車で登校するときすごい恥ずかしかったんだよー!」
「そりゃーそうだよねぇ。…あ!直斗と巧!」
トイレの外で話していた2人は、登校して来た直斗と巧と遭遇した。
「チビ達か、おはよう。ん?詩織は首どうしたんだ?」
巧に質問されて説明すると、驚いてはいたが「やっぱり…」と言ったまま考え込んだ。
「え?何?なんか知ってるのー?」
すると直斗はポケットから何かを取り出した。
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