身体

7/14
前へ
/91ページ
次へ
「確かにおかしい。朝起きたらこうなってたらしいんだが、俺にも朝からおかしいことがあってさ…。」 「えっ?今度は何!?」 混乱する京と詩織に、巧は落ち着くように言った。 そして巧は自分の左手を京達の前まで持って行き、右手で指を引っ張った。 「…指…動かないの…?」 巧の左手の指は、いくら引っ張っても真っ直ぐに動かない。 「ああ…。なんか石像になった気分だ。」
/91ページ

最初のコメントを投稿しよう!

36人が本棚に入れています
本棚に追加