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そして教室へ1番最後に入って来た彼女は“小池優”。
いつもはハイテンションなのだが、今日は調子が悪いようだ。
「あーお腹の調子が良くありませんねぇ。」
「えーっ、優大丈夫?」
「うむ。」
京が心配そうに聞くと、まるで探偵に成り切ったかのように顎に手を当て、返事をするが
やはり腹を押さえて椅子に座り、机に顔を伏せるが視線だけはこちらに向けるという状態になった。
いつもは場を盛り上げてくれる存在なので、全員は優に気を配りながらも今日あった出来事などを語り始めた。
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