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「いや~いや~、お疲れさんお疲れさん!特に拓海君!っと、今はムラクモか!」
かなり上機嫌の中條が二人に歩み寄る。
「早速本部へ凱旋と行きますか!拓海君!みんなお待ちかねだよ!新しいライダーのご帰還を!」
「派手な歓迎会でもあるんだろう、人間の姿に戻っておけ」
言いながらスサノオはベルトからメモリーキーを抜き、優介の姿に戻った。
「了解♪」
パキィン…。
ムラクモも同じく拓海に戻った。
「じゃぁ拓海君はまたクルマで帰ろう。早めに専用のバイクを用意しなきゃね!君ぴったりのバイクにするために、君の能力について色々調べなきゃねー!」
中條はとにかくご機嫌だ。
「オレは先に自分のバイクで帰ってます。まっすぐラボに行って調整受けた方がいいですか?」
「そうだね、拓海君にもラボの事を説明しなきゃならないし、何よりまずは拓海君の事を多少なりとも調べなきゃ」
「調べる…?オレを…?な、なにされるんですか…?」
拓海がクルマから後退る。
「だ~いじょうぶだよ!痛くしないからさぁ~♪」
中條がグイグイ背中を押す。
「な、なんか余計不安だぁ~~!」
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