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すると貴彰さんが車のドアを開けたかと思うと貴彰さんの手がにゅっと俺の方へと伸びてきて
俺は車の中へと引きずり込まれた。
「フフッ…朋也君と一緒学校行くなんてまるで恋人同士みたいだね」
「ハハハッ…(困)」
これはまずい…
校門のとこに兄ちゃんが立ってんのに…
あ!
始めに言い忘れてたけど俺の兄ちゃん生徒会長なんだよな~
だから風紀の取締とか参加してて…
ってその辺はどーでもいっか。笑
って
そんな事より
貴彰さんと一緒に登校した事が兄ちゃんにバレたらまじどうしよ…
俺ピンチ。
すると俺が考え事をしてるうちに学校には着いたらしく
校門の前で車が止まり
貴彰さんが俺の手を取って車から降ろしてくれた。
その時
「うわッッ!」
俺は車から降りるときバランスを崩して貴彰さんの胸に倒れるようにコケてしまった。
「朋也君は朝から大胆だね。僕は全然構わないけど…フフッ」
「た、貴彰さん!?
えっと…
す、すみません。
その…
あ、ありがとうございます。」
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