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楓 「え~?なんか怖い事になりそうじゃない?」
湖幸「だってただの占いだよ?ネットの噂だし。大丈夫だよっ」
円 「何故に試したいの??」
湖幸「だって面白そうじゃん!」
拓斗「くだらねぇ。」
零羅「湖幸がマジでやるなら付き合っても良いよ?」
朔也「なら俺も。」
拓斗「マジで?!これをチャンスに…」
朔也「殴るぞテメッ!!てめぇもやるぞ!」
これは、数日前の会話でした。
湖幸がチョコレートのレシピを探していてたまたま携帯のWEBサイトで見つけた
合わせ鏡の噂を試してみたいと言い出したのです。
私は内心反対でした。でも、皆まんざらでもなさそうだったので
1人になりたくなかった私は、空気を読んで参加する事にしたのです。
私たち6人は、中2から同じクラスになって、中3あたりから気がつけば
いつも一緒にいる仲良しのグループになっていました。
高校生になったらギャルになると意気込んでいる湖幸。
本当はおちゃらけキャラだけど時々大人ぶって話す円。
私の幼馴染で気がつけばいつも一緒に過ごしていた拓斗。
帰国子女で発想が少し変わってたりとにかく不思議な零羅。
そんな零羅に想いを寄せてることなんて本人以外バレバレなのになかなか告らない朔也。
私と拓斗以外は小学校もバラバラで、中2になって初めて同じクラスになった私達が
どうしていつも一緒にいたのかは、よくわかりませんでした。
でも、なんとなくこれも運命だったのかな?なんて思っています。
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