XXl

5/10
前へ
/103ページ
次へ
朝の喧騒が城を震わせるなか 部屋には朝の日差しがバルコニーから入ってきた 朝暁「うわぁぁぁぁー!!!!!」 ガバッ 朝暁は叫びと合わせて上半身を起こして、起きた 朝暁「ハァ、ハァ。……………またか」 “またか”は二つの意味を持つ その内の一つの原因に向け視線を落とした 白髪を寝相にも関せず 一抹も乱さず 常は凛とした顔立ちを緩ませた美少女がスヤスヤと寝ていた 朝暁は はぁと溜め息を一つ漏らして 手を頭上まで振り上げ 美女の横腹まで ズガッ 振り下ろした
/103ページ

最初のコメントを投稿しよう!

366人が本棚に入れています
本棚に追加