第四章

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そこに残されたのは、ライトと先ほどまで魔物で溢れかえっていた大地に刻まれた、まるで巨大隕石でも衝突したかのような巨大なクレーターだけだった。 そこは残骸どころか、最初から何も存在していなかったのではないかと思うほどに完全消滅していた 「す、スゴすぎる五万の軍勢をたった一撃で、これが【破滅の雷帝】の実力……」 「敵を拘束し地にひれ伏させて、圧倒的な雷の力で完全に消滅させる…… まさに【雷帝】の名にふさわしい力だ……」
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